早川書房 『紅楼の悪夢』表紙 ISBN:4-15-001752-2
この話のマーロンは思いっきり損な役回りですが、男前です。 さて、ディー判事シリーズのどの作品にも一貫して見え隠れするテーマは「自分で人生を切り開こうとする女性」だと私は考えています。そのために罪を犯したり犠牲になってしまっても、後悔せず真っ直ぐに、健気に行動する女性達が、このシリーズの魅力の一つには違いないでしょう。